診療方針
診療目標:「楽生き!」
従来の医療の目標は「長生き」でしたが、日本人はすでに十分に長生きになっています。
最近は長生きをしているけれども認知症になったり寝たきりになったりして介護の課題も深刻です。
そこで当院の診療目標は「楽生き!」です。
長生きして寝たきりにならないよう予防して元気でいましょう。
寝たきりの三大原因は脳卒中・認知症・骨粗鬆症などで、いずれも生活習慣の改善で予防ができるのでそれをお手伝いしたいと思っています。
死ぬまで「元気に楽しく(美しく)!」一緒に頑張りましょう!
1.当院では、ゆっくりと診察し患者さんの話を出来る限り聞くように努力しています。
再診でも平均一人10分程度の時間を取って診察して適切な薬を処方しています。 脳の病気以外の相談にも分かる範囲でお答えしております。
新患の方はさらに時間がかかりますのでご面倒ですが予約をお願い致します。
2.患者さんが了解されてから治療を開始します
高血圧や脂質異常症も、危険な状態でなければいきなり薬を出すことはしません
まず生活習慣を改善していただき、それでも血圧や脂質の改善がなければ患者さんと相談して治療を始めます。
3.必要ない検査はしませんし不要な薬も出しません。
・会社で健康診断を受けている方はその結果を見せていただきながら、血圧や脂質の管理をします。
安定していれば、当院では追加の血液検査は行わないこともあります。
・抗生物質の乱用が耐性菌を生じること、睡眠薬や安定剤の乱用が認知症の増加につながることなどもあり、これらの薬剤の処方には特に慎重にしています
・頭部を打撲したお子さんがよく受診されますが、小さいお子さんほど放射線の影響を受けやすいので、危ない症状がない限りは放射線を使う検査はしないで注意深く経過を見ています。
4.「薬だけ診療」は行いません、保険診療ルールを適切に守ります。
診察なしで処方箋だけもらう「薬だけ診療」は法律で禁止されています。当院では一切行いません。