緊急避妊ピル(アフターピル)
アフターピル(緊急避妊薬)とは、避妊に失敗してしまったときに妊娠しないようにするためのお薬です。
性交渉から72時間以内に内服することで高い妊娠阻止率を期待することができます。
当院ではなるべく早く内服ができるよう、問診時に院内でお薬をお渡しし、その場で服用して頂いております。
料金
レボノルゲストレル(問診含む) | 8,800円 |
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*超音波検査などの診察を希望される場合は別途診察料、検査料金がかかります。
アフターピルが必要な例
- 避妊しないで性交渉があった(膣外射精も含む)
- コンドームが破けていた、膣内で外れてしまった
- 低用量ピルを飲み忘れた、効果が出る前に避妊なしの性交渉があった
*低用量ピルの避妊効果は一般的に内服後7日以降からです。
*低用量ピル内服中に、嘔吐や下痢がある場合も低用量ピルの避妊効果が薄れることがあります。
非妊娠率(レボノルゲストレル錠の場合)
性交渉後24時間以内 | 99% |
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48時間以内 | 98% |
72時間以内 | 97% |
妊娠阻止率 (妊娠しやすい時期の内服で妊娠しなかった割合) |
85% |
アフターピルの妊娠阻止率は100%ではありません。
今後はより確実な避妊法を取ることをおすすめしています。
お気軽にご相談ください。
アフターピル服用後の注意
アフターピル内服後、通常の生理が来た時点で「避妊成功」と言えます。
生理の時期はいつものタイミングからずれることがよくありますが、多くの場合アフターピルの内服から3週間以内に起こります。
内服後3週間以上経っても生理がこない場合や、少量の不正出血のみで生理か迷う場合は妊娠している可能性がありますので、妊娠検査薬を使用して妊娠の検査をしてください。(当院でも可能)
副作用について
当院で採用しているレボノルゲストレル錠は副作用があまりないことで有名ですが、頻度不明で下記のような症状が出ることがあります。
頭痛、眠気、めまい、腹痛、下痢、嘔吐、胸の張り、足のむくみ、倦怠感 など
頭痛や吐き気に対して頭痛薬や吐き気止めを使用しても問題ありません。
アフターピルの内服後2時間以内に嘔吐してしまった場合は避妊効果が得られない場合がありますのでご連絡ください。